グランフィール〜竪型ピアノがグランドピアノに!?

グランドピアノの”あの”響きを、タッチを、アップライトピアノに。

鹿児島在住の調律師、藤井ピアノサービスの藤井幸光さん開発、世界初!のグランフィール装置がドイツ、フランクフルトのムジークメッセに出展♪
本日から4日間、ドイツをはじめ、世界中から集まる人に日本人の匠の技が!
行かれる方は(知人が行っていて羨ましい…) JHAN(ヤーン)のブースへ♪

アップライトは構造上、この位が限度、グランドピアノには敵わない… グランドピアノとは別の楽器と、竪型ピアノが発明されてから約200年、大きな変化はなかった様ですが、藤井さんがグランドピアノの機能、レペティション機構を発明、日本では2009年に特許取得。
ヨーロッパでの特許も取得されたそうです! 

私は、昨年秋に藤井さんから直接、取付研修を受け技術認定をいただくことができ、この装置の素晴らしさをもっと広めていきたいと思っている所です♪

先月取付を行いましたが、ブログアップできていませんでしたので、さかのぼりたいと思います。
グランフィール付のピアノも販売されていますが、今お持ちのアップライトピアノに後付けをされるケースが多いかと思います。

今回、グランフィールの後付を依頼してくださったのは、笛吹市と富士河口湖町でピアノ教室を開かれている先生で、メインのお教室にはグランドピアノがあるものの、もう一方のお教室はアップライトでのレッスンのため、導入していただく事になり、教室のない数日間にアクションをお預かりしての取付となりました。

カワイアクションの場合、人工皮革の素材に問題ありなので、今回貼り替えを合わせて実施することに。
バネをつけるバーに、アルミのアングルで補強。現物合わせで理想のサイズを求めてホームセンターまわりをしました。

取付前に、ハンマー整形からはじまり、シャンク位置等のチェックを。

ネジの取付位置へのマーキング、ハンマーへのナンバリング、古い皮剥がしなど

本皮の表裏、上下を間違わない様に印後カットしていきます。古い皮を剥がし、バット加工もして新しい本皮に

レールへの穴空け、バネの取付

バネをとりつけたレールを組み込み、ついでに磨けるところは全てキレイに。最終調整して完了!

最後にチラシを

詳細は、藤井ピアノサービスさんのページをご覧ください。

関連記事

  1. 〜紅葉ピアノ〜山中湖畔のストリートピアノ

  2. 工房設置準備中!

  3. 音楽劇『モーツァルト、天才の愛と葛藤』5/21

  4. アントニン・レーモンド 〜ヤマハU3B〜

  5. 4月4日はピアノ「調律の日」

  6. F市Tさまのピアノ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。