7月6日は【ピアノの日】
昨日、河口湖円形ホールにて、調律させていただいたのは…
オーストリア製の素敵なピアノ
Bösendorfer (ベーゼンドルファー)
ヨハン・シュトラウス モデル
時々、調律させていただくたびに、ドキドキ。
ホールもとっても素敵な名前の通り、円形♪
このピアノ、と〜っても素敵♪
なんですが… と〜っても繊細なんです。
なので、ちょっとした温度・湿度の変化で、すぐにピアノも変化してしまいます。
だから、円形ホールでコンサートがある場合、
リハーサルのためにも調律し、本番にも調律します。
私が時々担当させていただくのは、リハーサル用(地元特権!?)
本番は、(主に)東京から、ベーゼンドルファー関係の技術者さんがいらっしゃいます。
私は、25年前にヤマハの調律師養成所で調律のイロハを学び、
ヤマハ特約店時代に、コンサートコースまで受講させていただいたので、
ヤマハに関しては台数も沢山経験しています。
主に一般のご家庭や、ピアノの先生方のお宅、学校関係の調律をメインとしていますので
国産のピアノは多数経験していますが…
ホールで、輸入物のピアノに触れる機会はかな〜り少ないのです。
そんな中で、先日、スタインウェイを使う演奏会の調律オファーをいただきました!!
と〜っても嬉しくて、舞い踊りそうでした。
が、悩みに悩んで、スタインウェイを得意としている
同業の技術者を紹介させていただくことにしました♪
調律師といっても、それぞれに得意ジャンルがあると思うのです。
コンサート調律ばかりされる、コンサートチューナーと呼ばれる方は
限られた時間の中で、アーティストの求める音を作りあげるのが得意かと思います。
でも、そのような方は、家庭用の小さなピアノの、
細々した修理などは苦手… という方もいるでしょうし…
修理工房で、修理ばかり担当されてる方は、修理が得意になるけど
コンサート調律は苦手かもしれないですし…
もちろん、なんでもできる!というスペシャルな方もいらっしゃると思いますが…
私は長年、一般的なピアノを担当させていただいているので
お医者さまに例えると、町医者。ホームドクターって所かな♪
だから、町医者が大きな病院に紹介状を書くように
時には、他の調律師を紹介させていただく事もあります。
自分にはできない修理があったら…
修理を得意とされてる方にお願いすることも出てくるでしょうし。
これからも、ホームピアノドクターとして、
お客さまとの長いお付き合いを大切にさせていただきながら
活動していきたいな♪
なので、まずはピアノに関することなら、お気軽にご相談くださいね!
そんなことを思った今日この頃です。
ベーゼンドルファーの調律は、
富士山河口湖音楽祭の関係の調律です。
2002年からはじまった、この音楽祭が大好きです。
お仕事でも少し関わらせていただきながら、
純粋に音楽を聴きに行ったり毎年楽しみにしています。
そして! 今年は息子と一緒に
特別合唱団の一員として、ステラシアターの舞台で歌う予定です♪
チラシは、音楽祭のほんの一部で、音楽祭期間中は
周辺施設での無料コンサートなども多数あります♪
一部有料コンサートで、団体チケット価格でお渡しできるチケットもございますので
興味のある方はお知らせくださいね♪
最後に…
本日「ピアノの日」というのは、
1823年7月6日、ドイツ人医師シーボルトが、
初めて日本にピアノを持ち込んだとのことからです♪
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